『自衛隊メンタル教官が教える 心の疲れを取る技術』 電子書籍 名言まとめ

通常怒りは、いかに相手が自分を攻撃してきたか、いかに相手に反撃するかなどのように、「相手」のことを自動的に思考の中心にしてしまう傾向がある。この思考では、どうしても怒りは収まりにくい。
EEI(Essential Element of Information)という考え方。敵がどのような活動をしているかわからない時、相手の行動を読んで、もしそうならどんな変化が見えるだろうかと予測し、その変化に注目して情報収集するのだ。
人を助ける職業、人と交わる営業職、接客業、クレームなどに対応する仕事、締め切りなどの時間に追われる職業、昼夜のリズムが崩れやすい職業などが、ムリを溜めやすい。
そんな人は、頭がいいので、正論で周囲にイライラをぶつけはじめる。周囲も、影響力のある人から厳しい口調で言われると、動かざるを得ないし、いつもその人の顔色をうかがうようになる。イライラは、組織全体に伝染する。
「対人不安」、「怒り」、「自信のなさ」、「自責」は、相互に関連し、雪だるま方式でムダな感情が増幅してしまいやすい。
周囲から見たらいい子なのだが、自分自身は「いい子」でない部分を知っている。だから、それを周囲に知られた時の怖さがあり、安心できない。  また、客観的に見たら良い成果を上げているのだが、理想イメージが高く、自分自身で常にダメ出しをしながら生きている人も多い。
仕事以外に抱える私的ストレス、性格、能力を知った上で、今のムリ度を把握し、適切な仕事(内容・量・ペース)を示し、戦力化することが上司の仕事だ。
ムリは、今だけ乗り越えれば、体など壊れていい、と思わせる発想だ。しかし本当にそうなってしまう。体だけでなく心も壊れる場合が多い。
のは、休ませてムリから回復すれば、自然に性格が良くなる(もとにもどる)ということだ。性格を良くしようと努力すればするほど、ムリから脱出できない。
人の行動は徐々に修正していかなければ、必ずブレーキやリバウンドが生じるのだ。
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